左右

結局堂々巡りの毎日と堂々巡りの思考を何年か周期で繰り返している。
自分でもおかしいくらいになにひとつかわっていなくて、あ、そうか
気づいたような気がした自分発見については知れば知るほど人間として自分を認めていくのが辛い。
人を好きでなく、自分を好きでなく、それでも自分や他人に依存しなくては生きていけない世の中で、どちらの自分を騙していたのか。

いつのまにかもう嘘の方が自分の顔をしていて、その少し隠していた少しの嘘が、まとわりついてもう普段ではそっちの方が楽でさえある。
ひどいはなしで、もしかしたら放棄の始まりかも知れない。

あのときの自分に今の自分をみせたらきっと殺されるのはわかっているけど、そんなに強い自分はもうどこにもいなくなってしまった。自分の悔しさや原動力は、もうどこにもない。何かを作り出す意味も理由もない、ただもう終わったんだな。本当の意味で隠れただけ。だれもこっちに触れないだけ。少しくらいドアを叩く音がしてもいいはずなのに、長い間の拒否が全て現実になってしまった。反比例の感覚がずっとひどくなってるだけ、恥ずかしい

なんの言葉も出ない、感覚は浮かんでは消えて何も残らない

無いのと同じなのに、何かを気づいて欲しいと脳に囁かれる。

その声さえ聞き逃して なんとかその日をやり過ごす

この短い期間でたくさんの知らない蔭が行く当てもなくうまれた。それは自分の感覚だったことそれすら忘れて、誰かのことも忘れて、初めからなにもわからなく、

だからそれはなにもないということ。0を0といってるだけ。

いつか燃やさないといけないのに、その燃やし方も、お骨を入れる壺だってない。

そもそも触れやしないのに、高温で燃やすことも叶わない。

わたしは死んだ人にしかお花をあげないことにした。

安心、それって、"消える"ということだと思った。

わたしたちの世界に境界線などなく、どこからでも始まりどこからでも終われる、家の帰り方を忘れ、今をなくして陽の光に当たりに行こう、それはとてつもない不安でもあるけれど

闇雲の中にひかり、多分

第一関節を折る

‪肯定も否定もお飾りで本当のことは存在しているという事実それだけ。ひとり、とはひとりと気付いていられる状態。孤独、それは安心、を耳で聞いて息をしてから知ったことで、それ以前に孤独など存在しなかった、それはわたしには存在しない感覚だった、膨張して部屋中に充満した意識に穴を開けて他人を聞いてからだった。自分が自分では無くなってしまったショックに大体の感情が急に消え、よくわからないもやもやとした光だけを呼吸源にしようやく生きていた。全ては対になっていることをあまり意識しすぎるといけない‬、存在していると言うことを忘れないように、狭い世界を殺したら、たくさんの新芽がでるでしょきっとそれを育ててください。自分へ。

悲しいことをひとつづつ拾って花束にしてくれた。花束より雑草のほうが似合ってると思うけど、わたしはあなた達を好きだと思う。

自分で自分の手を触ってるだけじゃ本当になにひとつわからない、きらい、すごく嘘っぽいから、かわらない酷くて、わらえる、洗濯機に寄りかかって泣かなくなったくらいは安定してるだけ、忘れただけ、そうやって喪って、消しゴムでは消せないので上書き保存、command+S、既存のファイルと置き換えますか?

なにもわからないまま、平行にスライド、解決?する必要がない

ねえわらってよわらうよカッコつけられる時しか無理だから

もっと上手く嘘ついて、ぐずぐずになったらちゃんと朝だよと起こして、鳥の声と、謎の高原に行こう、小さくて白い花が咲いてて、空気はすごく冷たい、少し歩くと森があって、すぐに霧が立ち込めるの、歩いてるのか止まってるのかよくわからなくなって、君の放った野犬に導かれるように光に消える

 

本当のことしか言っていないことを知っていて欲しい

くうに

捲る。

ページを捲る、時間を捲り、空間を捲る。

少しの呼吸すら飲み込み、心臓の音を耳で感じる。指先に全ての神経が宿り、聞き、目はもはや脳の奴隷

あなたやわたしの現実が、それぞれ異なるようにいま目の前の事象、手触りすら操作されていたから。なににも気付かず、気付かれず、わたしは夢でいい、そのまま生きようと思った。

意味

もしかしたらいつも特になかったのかもしれない。

はやくいろんなことを取り戻そう

この歳になってまでまだこんなに幼い思考で恥ずかしいけどむしろ貴重だと思えよと自分に言い聞かせた。死ぬまでバージンヅラで