左右

日々日記

はるに

春にまた会いましょう夜の肌寒さに早歩きで帰りましょうとても素直な気持ちで透き通る風を歩きましょう3ヶ月前に歩いた同じ場所も、冷たい風鈴がまだ鳴っているから暗い夜をひいやりと落ちた紺色を 突き抜けてく濃い色に任せて帰ろう星は少ししか見えないの…

春雨

世界があんまりにも優しいから朝、歩いてて死んでもいいかもなんて思う消えたいの方がしっくりくるかしら生きる気力はウンザリするほどある

4月

私の知っている中で一番素敵だった年上の方が時の流れに連れて行かれてしまいました。人の気持ちがよくわかるといい、昔に看護の仕事をしていた彼女は気心のある人で、あんなに優しい人がいるんだと、とても安心した覚えがあります。人は人を思う時には近く…

春なんて来ないでいいよ

もう浸浸になってしまった。春はやたらと疼々しいから、花芽はどんどん膨らんで、恥ずかしさ目一杯弾けそう枝枝。わたしだって何かに期待したくて過ごす春だけれどもどうしてもぶかぶかの靴やかたい鞄、新しいシャツを着る人々が好きでない、もうずっと。春…

勝手に祈るな

生きていくために必要なことだけをしていたら生きているだけで終わった。絵を描くのは絵を描きたいからではないと思うこんなに生きづらいただ時間が経つ空の色がどんどん変わっていくわたしは床に足の裏をふたつくっつけて空腹を感じる空腹を感じるのは不快…

特別な日や出来事を怖がるのはいつもの日常を愛しんでいるのと同じくらい その興奮や高揚感が恐ろしい自分が本当は1人なことを知るのはいやお友達100人作っても君さみしいんでしょ退屈なのは自分のせいだけどそっちも大概。そういうの思い出せる?私はもっと…

日日

言葉は文字は、ただの線がこんなにきれいだ。言葉が線が奥行きや空間を作り出す音が波長が空間に流れる巨大な建物が暴力的に削り取る空わたしは生きているだけ。生きているだけ。わたしもそんな風になりたかった

雲が来て、また次の雲がくる。太陽は隠れる、また次の太陽が顔を出す。今日のお昼ごはんにはたくさんの鳩 飛び立つ。新しくなった鳩がまた、飛び立つ。それだけ

私の中にある大きな穴について私の中の大きな穴は見えたり見えなかったりするあったりなかったりする私の中の大きな穴は小さくなったり、私のことを飲み込むくらい大きくなったりする。私の穴は多分誰にも見つからないものだと思う私の穴はどんなに覗いても…

黄色い9月を終えて、マスクをたくさん買いました。買った口紅もアイシャドウも中途半端に伸ばした髪もいま全部捨てて、自分という人間をもう一度拾い直そう。下書きより。忘れませんように

生活の中にある不安感 押し込められた感覚、感情 生きることへの執着、悲しさ、辛さ、一粒の幸福、わたしをかたちづくるそれらが私自身だと言うこと、メモ書きの鉛筆跡が教えてくれる、沢山のことを忘れながら生きてる、すごく悲しいのはもしかしたら足りな…

思われニキビ

作品を作ってすぐにでも出せたならそれが本来あるべき姿だろう。口から言いたいことなんてひとつもないいつのまにか、気付かないうちにそっとしていたひとつひとつのもの達が、机の上にもう置き切らない。夜の遅くまで起きていて、ふと我にかえった時わたし…

胸の奥底に無言で沈殿していく言葉たちは、どうやって容れ物の主に知らせる

追い込まれるとダメな奴な割に宿題は追い込まれないと出来ないタイプひらめきは一瞬自分に対して真っ直ぐに生きるのって自分の惰性をも何かのよいきっかけとしないといけない気がする、わたしは努力の仕方をよく知らないんだろう誰かの肯定を死ぬほど待って…

ここ最近、私は何を考えて生きていたかしら。ずっとずっと頭の中を行ったり来たり、ぐるぐる歩き回る毎日からどこにも行けない体調不良を数年間抱え、歩くのにも目の回る毎日 昨日を愛せなくなってから日を、ただ過ぎてくのを脇目でしか確認できなくなってか…

そして縄は放たれる発せられた音は形として私を内側から壊し、また何事もなかったかのように元へ戻す。己の身を食うことでしか自分を助けられない。わたしの目眩は私自身の両手が、この頭を揺さぶって起きるものだ背中とか背後とか、もうそんなことではなく…

残響

ここ数日間の体調不良を考えてみるなんだか、このままスッと持っていかれそうな、そんな自然な体調不良で、気を持とうとなんとか日々やっていってる風だ深く考えるのはどつぼ感情を圧し殺さないことだけ考えようこれは記録しておくべき変化だと自覚している…

はて

前々 http://www.alfoo.org/diary46/ynerisa/ 前 http://www.alfoo.org/diary47/mdnrs/ 移動してみた。寒いから耳が千切れないようにしてる