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箱庭、砂。
私を形成するものは私なのだけれど、その私とはこの皮膚、外側の部分。
わたしは私を保ってる。この細胞によりとりあえず、自分を保っている。
とても頼りないこの皮膚に特筆すべき強みはない。
本当に存在するのかわからないパーソナルスペースを意識し見えないバリアを張っている。
かなり必死に
人は壁があることで自由になるという
人は壁の中で安心し遊ぶ
孕んだ下っ腹を抱えて重たい、時間の積み木を延々と、これは壁を作るトンネル
下を向いて暗いから、上を向いたらわらってる
意識はかなりはっきりしていて、人を人として見れるくらいには成ってきた。