左右

わたしはあんまり頭が良くないから、うまく割り切ったり出来ずにこんな風に日々を過ごしているけど
なんで、こんなに何かを生み出すことに諦めがつけられないかというと、それはもう止められないことなんだと思う。

自分はサボること大好きで、だいたい面倒臭いなと思っていろんなことをやっている

でもやっぱり自分の関わって世に生まれるものは、ちゃんとして生みたいから
自分の細胞を分けて作品を作っているということ。
全部に応えるなんて不可能で、でもわたしと関わった人や紙や、生まれてくるものには、ちゃんと魂を削って向き合いたい

いまは製本するための紙を、全紙から一枚一枚切り出している。
送りっぱなしで帰ってくることのない作品集だけど、いつか破棄される日まで大切に生み出されたことを紙に刻む
自分の感覚で今までやってきたけど、デザインていうのはもう少し均された道を読む人が歩けるようにしてあげないといけない、これはある程度時間が必要だとも思う