2016-08-26 おやすみ 夏がもう横たわって、声が小さい、足元から秋に、食われ始めているねそっとして、息を殺しているのに肺が痛いそっとして、バレたくないのに 感覚が、空中に放たれて、いつからか戻らなくなった、胃の真ん中だけが異様に熱いでしょう顔を完全に隠して表を歩けたら、自分は自分でいる必要がなくなって自分からの解放に身を捩って喜ぶでしょう 蝶々の幼虫とナイターで、完全な夏でしょう、きれいな川に足をいれたらもっと完璧でしょう まだ少し、変われるのではと、うーんと 思うのでした